美術大学や芸術大学の受験で合格を目指している方の自宅学習を多少手助け出来ればと、基本的な練習部分に的を絞ってお届けします。
メインテーマ
当サイトで扱うメインテーマは以下の3つです。
基本はアトリエ
呼び方は様々ですが、美大受験用のアトリエや絵画教室に行くことを強くお勧めします。
技術もさることながら、同じ道を目指すライバルの腕を間近で見ることができるからです。
筆者自身、ライバルの実力は非常に刺激になりました。
といいますか、正直な心境を言えば嫉妬と挫折の連続でした。
ライバルは自分よりも常に上手く、キレイで、独創的で、ひねりが利いていて、インパクトがあって、すべてが素晴らしく見えるのです。
ある意味ではひがみ根性とも言えるかもしれませんが、こういった劣等感を前に進む力に変えることで実力が身に付きます。
また、目指すべき高いクオリティが具体的に頭に焼き付けられるため、上達のスピードも上がります。
受験のように期日が決まったレースの中では、完成図から逆算的に自分の力を磨くほうが効率的で有効な手段となり得ます。
自宅練習だけで美大に合格する人もいますが、それは少数です。
合格の可能性をあえて下げる必要はないので、ちゃんとアトリエに行きましょう。
補強としての自宅練習
アトリエで学んだことの復習も大事ですが、それ以上に最初に習ったことをひたすら繰り替えすことも大事なのです。
自宅では基礎の基礎を取得して錆び付かせないことを目的に、短時間でも良いのでともかく難度も繰り替えしてください。
あなたが毎日引く線がなければ、受験当日に合格の決め手となる一本は引けないからです。
運で合格できるならそれも良いでしょうが、入学後にも通用する基礎力が欲しいなら、なおさら手を抜かないでください。
繰り返し、繰り返し、体に刻み込み意識せずとも実行できるレベルまでくれば、アトリエで学んだことを最大限活かせるはずです。
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