アトリエや絵画教室の先生になる方法

受験とは直接関係ありませんが、アトリエの講師になるための方法の一例をお教えます。

所属していたアトリエで講師になる

筆者自身がそうでしたが、美大受験のために所属していたアトリエで講師のバイトをしていました。

きっかけは単純で、高3で大学合格をした直後、大学入学までの間に時間があるので講師のバイトをはじめたというものです。ただ、その当時は受験以外のクラス(「一般」と「幼児」がありました)の講師でしたが。絵の先生、というほうがしっくり来るかもしれません。

美大に合格した後、気になるようでしたらバイトの口があるかどうかを尋ねてみるのもよいと思います。さすがに受験指導はキツイとは思いますが、他のクラスがあるのならそこで働かせてもらえるかもしれません。

社員として講師になる

社員という言い方は少し違うのですが、バイトではなく正規の講師になる方法も同様です。

筆者の同期で実際にいますが、バイトを続け、最終的には別地域にある教室の教室長的な身分で勤めている人もいます。個人アトリエが複数教室展開している状態なので、社員というよりはフランチャイズ的なものかもしれませんが、いずれにせよ大学在学中から一貫して講師やアトリエ運営に関わっていた結果です。

求人に応募する

実は、ハローワークなどの求人募集にも絵画教室や予備校の講師職がたまにでてきます。ただ、前述のように身内から繰り上がることが多いので、数は少ないと思います。大手アトリエであれば普通に社員として採用される可能性も高まりますが、それも個人アトリエよりはという程度でしょう。

なぜなら、身内から選ぶ場合は生徒として在籍していた際の実力を知っていますし、そのアトリエの指導方法や方針を理解していることが期待でき、信頼できる人間だと判断されるからです。採用コストもかかりませんしね。